みなさん、お酒はお飲みになられますか?
私は、若いときに比べますとかなり弱くはなりましたが、大好きです。
どのくらい好きかというと、35歳から痛風発作が発症してしまうほど、酒を飲んできました。
詳しくは、私が以前記載したブログ「痛風」をご覧くださいませ。
さて、大変な痛みを伴う痛風発作を起こしているのに、それでもお酒をやめる事をしない自分を、やはり「アルコール中毒」だと感じています。
もっとも、業務時間中にも我慢できずにアルコールを飲んでしまうほどではないですし、他人様から見て医学的にアル中だと思われるレベルではないです。
でも、「酒を飲んで成功した!」なんて話は聞いた事がありませんが、「酒を飲んで失敗した!」という話はよく聞きますね。
なのに、なぜお酒を飲むのでしょうか。
そこには、僕なりの人生におけるお酒の位置づけ、お酒の飲み方があります。
僕の、お酒の飲み方は・・・
アルコールには、人間関係を円滑にする魔法のような効果があると、深く信じています。
アルコールには、気持ち次第で前向きな人生を歩むための大切な成分が含まれていると、深く信じています。
しかし一方で、アルコールには、大切な人間関係をぶち壊し、人生すらぶち壊してしまう劇薬が含まれています。
アルコールには、人を暗くて深いミゾへ突き落す悪魔が潜んでいます。
つまり、良い意味でも悪い意味でも劇薬成分があり、それは飲み方次第なのだと感じています。
僕が酒を飲むときの第1ののルールは、
「酒を飲むときは、絶対に、前向きな発想で、楽しく飲む。」
という事です。
不平不満を考えたり、辛い事を考えたりしながらお酒を飲むと、だいたいロクでもない事になります。
つまり、アルコールの悪い部分を、自ら引き出してしまうのです。
それでも、どうしてもアルコールを飲みたいときってありますよね。
そんなときのお酒を飲みたいときの第2のルールは、
「辛い時、苦しい時は、自宅で飲む。独りで飲むか、妻と二人で飲む。」
と決めています。
不平不満がある時や辛い時に外で飲むと、友人知人と喧嘩になってしまったり、見知らぬ人からちょっかいを出されただけで猛烈な怒りを感じたり、そんなマイナスな事がどんどん起きてしまうと、実体験から感じます。
あとは、あまり人生観とは関係のないルールなのですが、第3のルールとして、
「酒を飲む夜は、炭水化物をとらない。」
という事にしています。
よく、酒を飲んだ挙句に暴飲暴食をされる方がいらっしゃいます。
散々飲み食いした後の〆のラーメンなど、その典型例ですね。
アルコールを摂取すると、最近はすぐに眠くなってしまいます。
炭水化物を摂取してすぐに寝る、これが体にとって長期的に最も良くない事だと自覚しています。
飲んだ翌日に胸やけを起こすのは、だいたいお酒の飲み過ぎよりも炭水化物が引き起こしている気がします。
そもそも、お酒自体が糖質ですから、これ以上糖質を摂る必要はなく、あとはたんぱく質と少しの脂質で十分なのです。
まあ、「本当に実行出来てるの?」と言われると、最近、釣行先で飲んだ挙句に〆のラーメンをやってしまったような・・・(汗
理想的な、お酒の格言とは・・・
自分の中で明確に決めている飲酒のルールは上記の3つだけですが、僕にとって理想的だなぁと思える、心に響く格言があります。
こちらで、その一部をご紹介したいと思います。
立って半畳 寝て一畳 酒は呑んでも二合半
まさに!と思う格言です。
人間の生きるスペースなど、立って半畳寝て一畳。
豪邸も、豪華なオフィスも要りません。
お酒も、この年になると日本酒換算で二合半がベスト。
しかし、豪勢な生活には憧れるし、お酒は二合半では済まないのが、悩み多き僕の人生です。
若い時は飲んで吐くのが当たり前、真冬の雪が降る中の駅のベンチで寝てしまい凍死しそうになった事もありました。
友人を飲ませ過ぎて、急性アル中で救急車を呼んだ事は数知れず。
31歳で独立し、事業が順調に伸びていた頃、今の自分から振り返ると殴り倒してやりたいようなお金の使い方をして、ミニ成金的な生活をしていた頃もありました。
今はというと、以前1日で使っていた飲み代で、少なくとも6か月間毎日飲めるような生活になっています。
お金を使わずして飲むコツはというと・・・
プライベートで特別な日や、仕事で大切な時以外は、まず外でお酒を飲みません。
誘われて、ご馳走に預かるときは、ホイホイと行ったりしますが(笑
だって、仕事が終わればオフィスの社員食堂で適当にツマミを調理して、オフィスの隣にある酒屋「カクヤス」で購入したお酒を飲めるのですから。
会社で社員と飲むときも、外で飲むのと社員食堂で飲むのとでは、かかる経費が数倍違います。
自宅では、スーパーよりもホームセンターで安く売っている1800ml(一升=十合)パックの25%「いいちこ」が僕の愛飲するお酒となっています。
「いいちこ」パックは、そのまま注ぐと味気がないですが、1回だけ割高な「いいちこ」フラスコボトルを購入して、それに注ぎたせばムードも出ます。
1,380円で、妻と二人で2日間は飲めます。1日1人換算345円で、十分楽しめる量のアルコールとなります。
まさに、日本酒ではないですが、1日二合半の飲酒生活となります。
酒は心の鏡
これこそが、酒の神髄なのでしょう。
良い発想も悪い発想も、お酒を飲むと自分ではコントロール不能なところまで膨らみ続けます。
だからこそ、お酒を飲むときは前向きな発想しかしないように心がけています。
不思議な事なのですが、お酒を飲んだ翌朝のまだ目覚める直前ごろ、夢の中で様々な発想が出てくることがあります。
特に、前の晩に飲んでいるとき、何かのアイディアやヒラメキを求めてトコトン考え議論すると、その思考が寝た後もずっと残るのでしょうか。
いくら考えて議論しても出てこなかったアイディアやヒラメキが、朝方に、ふっと天から降ってくるように出てくるのです。
お酒は、自分でも気付かない心の奥底に眠っている何かを、引っ張り出してくる力があるんですね。
昔話より 先の夢を肴にすべし
これは、僕の第1ルールをかみ砕いた一部分的な格言ですが、意外とできていません。
何故か、お酒を飲むときって、足元の話題に集中しがちなんですよね。
自分の実現したい夢や希望とは、いったい何なんだろうか。
そんな事をざっくばらんに語り合いながら飲めるお酒って、楽しいと思いませんか?
ただ、ここで大切なのは2つあると思うんです。
1つは、深く深く考え、まるで目の前でこれから起こるんじゃないかぐらいに具体的な夢を語る事。
もう1つは、お酒の席で面倒なのですが、必ず心に残るものはノートをとっておく事。
この2つを実践すると、翌朝思わぬ良い発想が浮かんだり、酒の席でどうしてそういう考えに至ったかの思考経路を翌朝に冷静に辿る事ができ、それも良い発想につながるからです。
飲酒の後に水一杯 これで酒飲み一人前
これ、すみません、勝手に格言にしていますが、僕の守れていない第4のルールなんです。
とっても当たり前の事で、お医者さんからもよく言われるんですが、お酒を飲むと体内水分量が減るので、飲んだ後にはしっかり水分補給をしなければならないんですね。
お酒を結構沢山飲んでしまったときも、しっかり水分補給をしておけば、意外と二日酔いにはならないものですし。
でも、お酒を飲んだ気持ち良さが途切れてしまう気がして、どうもお水を飲むのを控えてしまう自分がいるんです。
冷静に考えれば翌日の体調管理のために水分補給をすべきなのに、「え~い、もっと(お酒の方を)飲んじゃえ~!」って自分の方が常勝しているのは、やはりアルコール中毒だからでしょうか・・・(汗