週末に、伊豆半島は下田発の船に乗って、釣りに行ってきました。
この写真は2日目釣行の朝ですが、こんな景色を見ると、嫌な事を全て忘れ、清々しい気持ちになりますね。
一日目は、波風共に落ち着いていましたが、天気は鈍よりとしていました。
1日目のターゲットは、キンメダイ。
キンメダイは水深350m以上の深場を狙うため、普通の釣りのように好き勝手にやると、すぐに隣の釣り人と糸がオマツリしてしまうんですね。
ですから、船長の指示に従い船の前側(ミヨシ)の方から順番に仕掛けを投入するんです。
回収も同様で、今度は船の後ろ側(トモ)の方から順番に仕掛けを回収します。
1日で投入する回数も、原則8回と決まっていて、その日のコンディションで7回以下になったり9回以上投入する事もあり、全て船長次第です。
もう、ほとんど漁です。
今回はキンメ釣行2回目ですが、初めてやったときは、毎回20本針に何尾か釣れるのかな、と思っていましたが、実際は違って、釣れるときはど~んと釣れ、釣れないときは1尾も釣れない、というものでした。
さて、今回はというと、第1投から第6投まで、全てボウズ。(1尾も釣れないことを、オデコとも言うそうです。)
残り2投しかなく、もうボウズ覚悟の絶望的状況。
と思いきや、来ました! 第7投。
これは、仕掛けが絡んだため2人分の釣果ですが、私の分は良型5尾でした。
釣れると、だいたいこんな写真を撮るのが釣り人の楽しみです。
ところで、上と下の写真を見比べて、違いが分かりますでしょうか?
そうなんです、釣りあげてすぐはキンメダイは白い部分が多いのですが、空気に触れてしばらく経つと下の写真のように赤くなっていくんですね。
沢山釣れた直後は船長も興奮して、すぐに次の投入に入るため、とても写真を撮ってる暇などないんです。
結果的には、9投行い2尾釣れて、合計7尾の釣果となりました。
前回が17尾という記録ですから大きく落ちましたが、型(サイズ)は良型(大きいサイズ)が多く、満足の釣果となりました。
2日目のターゲットは、アカムツ。一般的には「ノドグロ」と呼ばれ、キンメダイと同様に高級魚に属します。
狙う水深も300m前後と、まずまずの深場となります。
話が長くなりそうなので、2日目は端折って、釣れた写真を。
真ん中の魚が、アカムツです。
今回の釣果合計は、キンメダイが7尾、アカムツ1尾、銀ムツ2尾、カサゴ2尾、アナゴ1尾の合計13尾でした。
さあ、帰ってからはタックル(釣り道具)掃除が待ってます。
捌きは、愛妻が担当。
問題は、僕も妻も、アナゴを捌けない事。
今回、初挑戦してみようかな!