オリンピックとは、何だろう?

みなさん、先週末からいよいよリオデジャネイロのオリンピックがスタートしましたね。

リオ五輪

みなさんは、オリンピックをどのように楽しんでいますか?
ただ漠然と、日本の選手を応援していますか?
それとも、特定の協議や特定の選手を応援していますか?
それとも、日本がいくつのメダルを取るのか、どこの国がいくつのメダルを取るのかに、興味がありますか?
僕は、各競技で世界最高峰の選手がどんな結果を残すのかに、興味があります。
または、各競技で新たなスター選手が現れるかどうかに、興味があります。

オリンピックを観覧する方が、それぞれのオリンピックの楽しみ方があってよいと思うのですが、そもそもオリンピックを開催している「国際オリンピック委員会」(IOC)は、どんな意図をもってオリンピックを開催しているのでしょうか?

ioc-the-organisation

僕は、小学生の頃に学校の先生から、「オリンピックは、平和の式典なんだよ。違う国同士の人が武器で殺し合うのではなく、スポーツで争い、争った後は握手をしてお互いを理解し合うんだ」と教えられました。
確かに、そういう側面はあるかもしれませんが、色々と調べて紐解いていくと、もう少し奥が深そうです。

まず、オリンピックは皆さんご存知の通り、古代ギリシアのオリンピア地方において、「宗教行事」として生まれました。
つまり、全能の神ゼウスをはじめ多くの神々を崇めるための、神域における「体育や芸術の競技祭」だったのです。
紀元前776年に、第1回大会が開催されたそうです。

古代オリンピック
古代オリンピックには、回を重ねるに連れ、ギリシア全土から競技者や観客が集まる大イベントに発展していったそうです。
当時は、ギリシアの中のいくつかのポリスが戦争をしていたそうですが、宗教的な意味を持つオリンピアの祭典には戦争を中断してでも参加しなければならなかったそうです。
武器を捨て、ときには敵地を横切りながらオリンピアを目指して旅をするため、戦争の中断期間は3か月ほどになったそうです。
まさに、「聖なる休戦」の時です。

ところが、紀元前146年にギリシアがローマ帝国の支配下に入り、西暦392年にローマがキリスト教を国教とすると、ギリシアの宗教祭典をベースとしたオリンピックを維持する事が困難となり、翌年の第293回オリンピックを最後に途絶えてしまったそうです。
実に、数々の戦乱を乗り越え、1169年もの間、維持されてきた祭典でした。

時は流れ、西暦1896年に、ギリシアのアテネにおいて近代オリンピックの第1回が改めて開催されるに至りました。
そのきっかけを作ったのが、フランス人のピエール・ド・クーベルタン男爵だそうです。

Pierre_Fredy_de_Coubertin

クーベルタン男爵は、元々イギリス人が大嫌いだったそうです。
ところが、教育に興味を持ち、教育先進国たるイギリスに渡った時、イギリス人学生が積極的かつ紳士的にスポーツに取り組む姿を見て感銘を受け、たちまちイギリス贔屓になってしまったそうです。
そして、スポーツを取り入れた教育改革こそ、「自由な気風」、「国際交流」、「平和」を導くものとして、世界に広げる決意をしたそうです。
スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」という、クーベルタンが提唱したオリンピックのあるべき姿(オリンピズム)は、各国が覇権を争う帝国主義の時代にあって、実に画期的なもだったそうです。
そして、近代オリンピック第1回開催の2年前にあたる1894年に、IOCが創設されるに至るのです。

私は、ここに至って初めて、「オリンピックって、何だろう?」と改めて思い、オリンピックの考え方が記載されている「オリンピック憲章」を読んでみる事にしました。
ご興味ある方は、下の図をクリックすると本文にリンクします。

オリンピック憲章

この憲章の前文に「オリンピズムの根本原則」として7項目あるのですが、これが素晴らしいのです。
ここに、その根本原則を記載しておきます。

1. オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学である。オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するものである。その生き方は努力する喜び良い模範であることの教育的価値、社会的な責任、さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする。

2. オリンピズムの目的は、人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会を奨励することを目指し、スポーツを人類の調和の取れた発展に役立てることにある。

3. オリンピック・ムーブメントは、オリンピズムの価値に鼓舞された個人と団体による、協調の取れた組織的、普遍的、恒久的活動である。その活動を推し進めるのは最高機関のIOCである。活動は 5 大陸にまたがり、偉大なスポーツの祭典、オリンピック競技大会に世界中の選手を集めるとき、頂点に達する。そのシンボルは 5 つの結び合う輪である。

4. スポーツをすることは人権の 1つである。すべての個人はいかなる種類の差別も受けることなく、オリンピック精神に基づき、スポーツをする機会を与えられなければならない。オリンピック精神においては友情、連帯、フェアプレーの精神とともに相互理解が求められる

5. スポーツ団体はオリンピック・ムーブメントにおいて、スポーツが社会の枠組みの中で営まれることを理解し、自律の権利と義務を持つ。自律には競技規則を自由に定め管理すること、自身の組織の構成と統治について決定すること、外部からのいかなる影響も受けずに選挙を実施する権利、および良好な統治の原則を確実に適用する責任が含まれる。

6. このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会のルーツ、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない。

7. オリンピック・ムーブメントの一員となるには、オリンピック憲章の遵守および IOC による承認が必要である。
また、第1章オリンピック・ムーブメントの「6.オリンピック競技大会」中に、次のような記述もあります。
オリンピック競技大会は、 個人種目または団体種目での選手間の競争であり、 国家間の競争ではない。
これこそが、近代オリンピックを立ち上げたクーベルタン男爵の思いであり、当時近代オリンピックを立ち上げたIOCメンバーの思いであり、それが脈々と現代まで受け継がれているのです。

さて、話が大きく展開しますが、私は子供の頃に「ソ連(ロシア)人は、悪い人ばかりだ」と思っていました。
「ランボー」シリーズの映画を、沢山見たせいでしょうか(笑)。
でも、実際に中学の卒業式前後(1982年)に輸入博という展示会でソ連(ロシア)人と会ったとき、良い人ばかりでひっくり返りました。
マスコミを始めとした間接的な情報に、大きく影響を受けるのが人間なんだ、と強く感じました。
それ以来、私は自分で見て感じたものを大切にするようになりました。

皆さんも、国際的に治安が良くない国や独裁国家等の情報が先に入っていると、その国の人まで全員悪い人だという先入観を持ってしまったりしませんか
でも、実際はそれらの国の政治とそこに住む人々との考え方は必ずしも一致しない、寧ろその国に住む人々が可哀想だったりするのです。

そんな、あまり良くない先入観や固定観念が、ひっそりとオリンピックやパラリンピックの影に隠れてオリンピズムの崩壊を企んでいるのではないか、と危惧しています。
最近のニュースをみて、ふとそんな事を考えています。

もう一度、近代オリンピック創設の時の哲学を思い出し、今後何十年も何百年も何千年も、良いオリンピックが続く事を、みんなで思い描きませんか?

7月の初ヒラメ釣行記録

ちょっと前の話となりますが、先月中旬に、千葉県犬吠埼近くの外川港から釣り船に乗って、ヒラメを釣りに行ってきました。

 

2016-07-17 04.54.27

いつもながら、出港後ポイントに到着するまでの間に見る朝日は、ココロ癒されます。

しかし、なかなか釣れません(汗

 

ヒラメ釣りはボウズも普通にあります。

おまけに、船のトイレのすぐ風下が釣り座でしたから、気持ち悪くなって吐く始末・・・

船酔いはあまりしないのに、悪臭で吐く羽目になるとは( ;∀;)

 

もう今日は、ボウズかなぁっと思っていたら、ゲーゲー吐いている僕を見て同乗した釣りの仲間が、左舷の釣り座を開けてくれて、僕の席の移動を手伝ってくれました。

そして、オモリをトントンと海底に小突く釣り方ではなく、船を横流しにしてひたすら糸を出し、オモリを引きずりながら釣る方法に変更しました。

これって、釣り仲間がいて小舟を1艘貸し切り(いわゆる仕立て船)できるときだけ、船長さんが色々と希望の釣り方をやらせてくれるんですね~

 

釣り仲間の存在とその気遣いに感謝しつつ、気合いを入れなおして横流しの釣りに挑戦!

当然ですが、オモリを引きずるわけですから、岩場に差し掛かるとどんどんオモリが海底に引っかかり(これを根掛かりというそうです)、片っ端からオモリを海底へ置き去りにする羽目となります。

それでも、1尾釣れれば儲けもの。

そして、ついに!

釣れました~~~!

しかも、予想以上のビッグサイズ。

実は、この写真の10分ほど前にも1尾釣りあげましたが、この2尾目は竿を持つ手にも重さがズシリと分かるサイズで、ワクワクしながら糸を巻き上げると、海面に大きな魚影が。

もう、興奮しまくりでした(≧▽≦)

 

翌日、早速魚を捌く事に。

ヒラメ2尾

上が通常サイズ、下が釣り上げ写真のヒラメ。

こうしてみると、やっぱりデカいです。

デカヒラメ

サイズを図ると、堂々の72cm。

残念ながら、重さを図る道具が壊れていて、重さを図る事はできませんでしたが、3kg程度という感じです。

2016-07-18 18.09.27

これが、いわゆるヒラメの5枚おろし。

実は、捌いたのは僕ではなく、愛妻です^_^;

翌日、会社のスタッフみんなで、ヒジキご飯、ヒラメの潮汁と共に、ヒラメの刺身をいただきました~

ヒラメランチ ヒラメ刺身

まだ、包丁の使い方が下手くそで、見た目は悪いですが、最高に美味しいヒラメでした~

 

釣行前の、ドキドキと不安。
釣行中の、ワクワクとイライラ。
そして、釣れたときに津波のように押し寄せる、興奮。

う~ん、海釣りはやめられません~

 

東京都知事に何を期待しますか?

東京都にお住いの皆さん、昨日の都知事選は、投票に行かれましたか?
そして、皆さんは東京都知事に、何を期待しますか?

人それぞれ、都政に関する思いは色々なのでしょうけど、東京都民の思いの最大公約数が東京都の目指すべき方向なのかもしれませんね。

ただ、大きな論点として各候補者の公約にも盛り込まれた点、例えば日本経済新聞7月18日の記事にもありましたが、①待機児童問題、②高齢者介護問題、③東京オリンピック・パラリンピック問題、④防災問題、⑤中小企業支援・経済対策といった部分では、大きな違いがありませんでした。
つまり、公約自体に大きな違いは存在しなかった事になり、主たる候補者は民意を理解していたという事になります。

では、選挙結果は何をもって明暗を分けたのでしょうか。

これも、みなさんそれぞれお考えがある事でしょうけれど、分かりやすい理由から考えますと、やはり「何を優先順位とするか?」という点かと思います。
増田氏は、待機児童問題と介護施設不足をメインで訴えていましたと感じます。
鳥越氏もやはり、待機児童問題と少子高齢化問題をメインで訴えていたと感じます。
それに対して、小池氏は都議会の冒頭解散から始まって、利権追及チームの創設、舛添氏問題に対する第三者委員会設置、東京オリンピック・パラリンピック(以下、「東京五輪」と記載します。)の予算問題など、政治と金に纏わる部分にフォーカスしていたと感じます。
つまりは、東京都民の民意としては、「今目の前にある問題を解決してくれるのは、当たり前でしょ。それ以前に、今の政治のモヤモヤする部分は何とかしてよ!」という事だったのでしょうか。

個人的な感想ばかりになってしまって恐縮なのですが、やはり東京五輪絡みの予算問題は、金額が大きいだけに「???」な事が余りにも多過ぎて、「そんなに予算を使って、大丈夫?」と思わざるを得ないところです。
具体的に申し上げますと、東京都の平成27年度予算は6兆9520億円でした。これは、日本の都道府県で最多の歳入額で、第2位の大阪府(3兆2886億円)と比べましても圧倒的な額です。

余談ですが、毎年年度遅れですが各都道府県の「財政力指数」がランキング形式で発表されています。
これは、歳出(基準財政需要額)に対して歳入(基準財政収入額)がどの程度賄われているかの指数で、1.0を超えれば年度予算が余剰であり、1.0より下なら予算が不足していて地方交付税交付金が必要となる、という事です。
各都道府県は、国家から地方交付税交付金を貰うために、頑張って予算を消化します。そして、この指数が1.0を下回るようにするのです。
しかし、元々歳入が多い都道府県は、予算消化が大変で、1.0ぎりぎり下になります。
最新の平成26年度における財政力指数のトップは東京都で、0.925でした。
つまり、東京都はちょっと予算を削減すれば、地方交付税交付金など貰わなくても、自力で財政を賄える地方自治体なのです。

さて、話を元に戻しまして、年度予算が約7兆円である東京都は、いったい東京五輪にいくらの予算を考えていたのか?
当初は、約7000億円と言われていました。
これでも、東京都全体の年度予算の約10%ですから、大変な金額です。
ところが、その後この予算が「見積もりが甘かった」、「資材が高騰した」等の曖昧な理由で、「3兆円は必要だろう」(舛添知事談)という話にすり替わってきました。
実に、東京都の年度歳入額の42%以上!!!
あまり政治に関心のない私でも、こればかりは「ちょっと待てよ、どうなってんの?」と思わざるを得ません。

小池氏が訴えたのは、まさにこの東京五輪の狂った予算編成への切り込みを皮切りに、トコトン財政の透明化を進め、不正があれば炙り出していく、といった事なのです。

気の弱い僕などは、「そんな事やろうとしたら、いくつ命があっても足りないよ!」と、思ってしまいます(笑)。
政治家の世界は、きっと一般人では理解できない、凄まじい世界なのだと思うのです。
戦国の世を思い浮かべていただくと近いのかもしれませんが、まさに文字通り「命を賭して」世の中を変えるのだという本気の気持ちを持ち、万全を期して言動をしませんと、ほんのわずかな隙間からも負のパワーが入り込み、瓦解を狙われます。
政治家としての生命を絶たれる事も政治家としては厳しい事なのかもしれませんが、本当の命までも取られてしまう事があったとしても不思議ではない世界ですもんね。
ましてや、兆の単位のお金が動く世界など暴風雨で強烈な時化の中で船出をするようなもので、最大の背景を持ち最大の注意力をもって舵を取らなければ、沈没の憂き目に遭いかねません。

また話が逸れてしまいましたが、私が今回の選挙で考えていましたのは、「すべき事は、明確。あとは、実行力!」という事でした。
実行力だけで考えるならば、自民党の後押しがある増田氏が選ばれても不思議ではなかったはず。
ただ、いくら頭のよい官僚出身者とはいっても、背景に政治家の影があって、自民党主導で東京五輪の予算問題はうやむやにされてしまうのでは、という都民の不安は拭い切れなかったということでしょうか。
かといって、本当に小池氏の実行力に期待をかけてよいものなのでしょうか?
結局、またどこか見えないところで政治交渉がなされ、結局うやむやにされてしまうのでは、という不安は拭えません。

果たして、今後の都政にとって、今が嵐の前の静けさなのか、単にまた同じことが繰り返される惰性への道程なのか、とっても気になるところです。

第2回改憲論議 憲法と自衛権①

前回に続きまして、改憲論議をしたいと思います。

憲法改正と言えば、まさにど真ん中の議論は第9条ですね。
では、憲法第9条について、どんな事が書いてあるのでしょうか?

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

第1項について、変更したいという日本人は、ほぼいないと思います。これぞ、まさに平和憲法の象徴ですね。
問題は、第2項にあると思います。
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」とあるのに、日本には、陸上、海上、航空それぞれの自衛隊が存在します。
自衛隊は、軍隊ではないのでしょうか?

防衛省のホームページでは、憲法と自衛権の関係について、次のように説明しています。

政府は、このようにわが国の自衛権が否定されない以上、その行使を裏づける自衛のための必要最小限度の実力を保持することは、憲法上認められると解しています。このような考えに立ち、わが国は、憲法のもと、専守防衛をわが国の防衛の基本的な方針として実力組織としての自衛隊を保持し、その整備を推進し、運用を図ってきています。

そして、「必要最小限度の実力」については、次のように説明しています。

その時々の国際情勢、軍事技術の水準その他の諸条件により変わり得る相対的な面があり、毎年度の予算などの審議を通じて国民の代表者である国会において判断されます。

さらに、2014年7月に、第2次安倍内閣において憲法解釈の変更がなされ、「集団的自衛権」についても認められるようになりました。
これは、昨今の「パワーバランスの変化や技術革新の急速な進展、大量破壊兵器などの脅威などによりわが国を取り巻く安全保障環境が根本的に変容し、変化し続けている状況」を踏まえ、「今後他国に対して発生する武力攻撃であったとしても、その目的、規模、態様などによっては、わが国の存立を脅かすことも現実に起こり得」るとして、その結果、「わが国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、わが国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解の基本的な論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されると考えるべきであると判断」されるに至りました。
(文章内で、「」付きの部分は、防衛省ホームページから抜粋した部分となります。)

まだ、2年前の事ですから、憲法解釈の変更について反対する方々が、「戦争法案」だとデモ行進をする姿がテレビに映されたのも、記憶に新しいですね。

さて、ここまでが現在の日本国憲法と自衛隊に関しての、日本政府が取っている立場という事になります。
多くの憲法論争で議論されるのは、まさにこの憲法第9条第2項ですが、皆さんならこのままで良いと思うのか、変えた方が良いと思うのか、変えるとしたらどう変えるべきなのか、どうぞお考えくださいませ。

ここからは、私の個人的な見解ですから、様々なご批判もあるでしょうが、政治的に1票の投票権を持つ以外は全く無力で政治活動をする気も全くない一市民の戯言として、ご笑覧くださいませ。

私は、まず、日本国憲法という日本における最高法規においては、いちいち説明(言い訳?)が必要な文章であってはならない、と考えます。
専守防衛とはいっても、一般人はもちろん警察すら持つ事が出来ない兵器を保有しているわけですから、誰が何と言おうと私は自衛隊は「軍隊」だと思うのです。
「軍隊」なのに「軍隊じゃない」と解釈しようとするから、言い訳が必要になってきてしまうのではないでしょうか。
シンプルなものには真理があり、複雑なものには欺瞞が隠されている、というのが私の信条です。

自衛隊は、わが国が世界に誇る軍隊で、2016年現在、世界196か国中、どんな統計を見てもトップ10に入っています。
もちろん、自衛隊=軍隊とすれば、のお話なのですが。

ただ、私は日本国憲法に陸海空軍その他の戦力を「保有する」とは、決してして欲しくありません。
これでは、第1項の平和憲法の持つ主旨と矛盾をしてしまうためです。
「では、どうすべきなのか?」というと、答えは極めてシンプルです。
防衛省がホームページで説明している通り、「我が国の自衛権を行使するために、専守防衛に必要な最小限の範囲において、自衛隊を保有する」とすればよいと思うのです。
これは、私の意見というより、現在の憲法解釈が有する欺瞞を解消し、あるがままの実態且つ望ましい実態として、憲法を「改正」ではなく「修正」すれば良いと思うのです。

まさか、「自衛隊は憲法違反だから、即刻解散すべし」という方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
武力による紛争解決など決してあってはならないのですが、他国から一方的に武力で日本の正義を蹂躙される恐れは充分にあります。
日本の領土を侵犯する恐れがあるとして航空自衛隊が緊急発進をする回数は最近10年間で急増しており、特に近年では自衛隊発足以来の発進数となっています。
我が国領土を侵犯しようとした国は、主にロシアと中国です。
特に中国は、私たちが良く知っている尖閣諸島やスプラトリー(南沙)諸島の問題に留まらず、様々な地域で領土紛争を起こし、それらを議論の場で解決するのではなく武力による解決を進めようとしている節があります。
つい先日、7月12日に、国際仲裁裁判所が「『スプラトリー諸島は中国の管轄権である』との中国の主張は、国際法違反である。」と公表したにも拘わらず、同日夜に中国は「南シナ海の領土主権と海洋権益に関する声明」というものを発表し、国際仲裁裁判所の判断に従う事を拒否しています。
そして、国際協調体制を無視して、独自にスプラトリー諸島において埋め立て及び建設(軍事施設とも原発施設とも言われていますが)を進めています。

もし、日本が自衛権をも放棄し、日本の領土内で中国が同じような行為を行ったとしたら、みなさんどうしますか?
そんなわけで、私は自衛隊の存在を憲法の中で明確に位置づけし、日本の国防体制について必要な事項をしっかりと憲法に記載すべきだと考えます。

最後に1つだけ注釈をしておきますと、だからと言って私が中国嫌いという訳ではないし、中国の方が悪人であると定義づけている訳でもありません。
政治は政府の行う事ですから、時として政府は国民の意思とは違う方向へ進んでしまうものです。
ですから、悪い政治をする国の、国民までもが悪人であるかのようなプロパガンダこそ、大嫌いです。

ただ、日本の自衛権を考えるとき、「集団的自衛権」や「日米安保条約及び日米地位協定に基づく在日米軍の取り扱い」といった、極めて難しい問題が次に出てきます。
これについては、次回以降のブログにて記載したいと思います。

第1回改憲論議 憲法は改正すべき?

皆さんは、昨日の参議院選挙に投票されましたか?
そして、皆さんは、憲法を改正すべきだと思いますか?

昨日、第24回参院選の投開票が行われて、参議院議員の改憲勢力が参議院全体の3分の2を越えたそうです。
この数字は大切な数字で、参議院で憲法改正「発議」に必要な数を超えて、憲法改正が国会の議題に正式に上る事ができるようになったという事です。

ご周知のとおり、衆議院と参議院、「それぞれ」(合計ではなく)、「総議員」(出席議員ではなく)の3分の2の賛成があって、初めて「発議」ができるようになります。
そして、2014年12月14日に行われた衆議院選挙において、既に衆議院では改憲勢力が3分の2を超えています。
つまり、日本国憲法が制定されて以来初めて、衆参両院において改憲勢力が3分の2を超える事になったという、歴史的な選挙、歴史的な日だったのです。

もちろん、一定数以上の改憲勢力が両院を占めたからと言ってすぐに改憲できるわけでもないし、改憲原案発議をするにも事前に憲法審査会で議論されて過半数の賛成が得られた原案のみが発議可能となります。
また、発議が衆参両議員で賛成となっても、その後に最もハードルの高い「国民投票」において、「有効投票総数」の過半数の賛成が必要となります。
ただ、自民党を核とした改憲勢力が衆参両院の3分の2以上の議席を確保した以上、早晩改憲議論が活発化し、近い将来改正発議が通る可能性が高いと考えられます。
そうしますと、改憲すべきか否かの判断は、国民投票、つまり我々自身に委ねられるのです。

会見するか否か、その決断を委ねられる我々日本国民は、果たして日本国憲法とはどんな経緯で誰が作ったのか、知っているでしょうか?
日本国憲法を、じっくり読んだ事があるでしょうか?
日本国憲法の各条文に対して、自分の意見を持っているでしょうか?

かく言う私も、お恥ずかしいながら、日本国憲法を最後に目を通した日がいつだったか覚えていませんし、よく議論される条文以外は何がどんな順番で記載されているのかすら全く覚えていません。

そんなわけで、皆さん、改憲に関する国民投票が行われるその日までに、日本国憲法についてご一緒にじっくり勉強して、自分の意見を作り上げませんか?
今後、不定期ではありますが、日本国憲法の改憲に関わりそうな条文について当ブログにて取り上げ、条文の意味を理解し、多くの方々の意見をご紹介してまいりたいと存じます。

「なぜ、改憲について考えるなんて面倒な事をしなければならないのか?」

それは、日本国憲法が、私たちの生活に一番影響を与える可能性のある、日本の最高法規だからです。
今や当たり前で考えもしない国民主権や国民の権利や義務、基本的人権などは、全て日本国憲法で保障されています。
もし、これらがちゃんと最高法規で保障されていなければ、どこかの独裁国家のように、私たちの人権を蹂躙されても文句を言えないような社会にだってなりうるのですから。
「日本政府は、今更この確立された法令体系を後退させるような事はあり得ないよ」と、漠然とした安心感の上に胡坐をかいているわけにはいきません。
私たちの生死をも含む基本的人権へのリスクは、ある日突然やってくるのではなく、ヒタヒタと静かに気付かないようにやってくるのです。

ご参考までに、私は改憲派か改憲反対派かというと、「制定派」です。
つまり、現行日本国憲法は終了し、新たな日本国憲法を制定したい、と考えています。
もちろん、現行日本国憲法の内容を全て変更したいという意味ではなく、むしろ一部疑問に思うところを除いて全てそのままで問題ないと考えています。

では、何故「改憲」ではなく「制定」なのかというと、現行日本国憲法が制定されるまでの経緯が気に入らなかったり、草案を作ったのが日本人ではない事が気に入らなかったりするからです。
ちょっと学んだ事がある方ならご存知かと思いますが、現行日本国憲法は、敗戦時に喧噪の中で戦勝国アメリカがGHQの民生局内において英文で作成したものなのです。
つまり、そもそもが日本国民によって承認されるという手続きをすっ飛ばして、あたかも日本人の手によって作られたがごとく体裁をとって存在するものなのです。

まあ、日本国憲法の制定経緯はともかく、内容的にはほぼ素晴らしいものなのだから制定ではなく改憲でもいいじゃないかと思う節もあるのですが、これは全く気分的なものでしかありません。
つまり、最高法規である現行日本国憲法がアメリカ人の手によって半ば押し付けられたものであるがために、何となく今でも敗戦国であり、今でもアメリカの占領下にあり、今でもアメリカの属国であるかのような気分になってしまうのです。

もう一つ、日本国憲法を新たに制定するにあたって「改正」以前に「修正」しておきたい点もいくつかありますよね。
例えば、第1章に天皇制に関する条文が並んでいますが、今や天皇陛下が日本の政治を動かす時代は遠い昔の話となりました。
もっと優先順位の高いもの、つまり国民の為の憲法なのですから、国民の権利と義務を先頭に持ってくるべきかと思います。
また、私たちの生命の危険に隣接する「国防」に関する記述は、戦争を放棄するんだから要らないとばかりに、第9条を除いてはその記述がありません。
だから、事実上軍隊として存在する自衛隊や、日米安全保障条約において保障されたアメリカによる国防支援については、多くの矛盾を生んでいます。

衆参両院において、改憲勢力が3分の2を超える事になったという歴史的な日を迎えた今、まさに憲法について考える良い機会ではないでしょうか。

仲間

皆さんには、どんな「仲間」がいますか?

「仲間」って、いったいなんだろう、そんな事をふと考えました。
自分が仲間と思っていたって、相手は必ずしも同じように考えてくれてはいない、仲間ってそんな緩やかなものかもしれません。
それでも、人は「仲間」というグループを自然と頭の中で構成してしまうものですね。
消去法で考えると、家族や親族といった血の繋がりのある関係でもなければ、赤の他人でもない、そんな間にある関係の中で自然発生的に仲間が構成されていきます。

ここで、ご参考までに、僕の「仲間」について簡単にご紹介します。

「社員」
私にとって、家族親族に最も近い大切な仲間、それは「社員」です。
ある意味、社会的なつながりの中での「家族」といっても過言ではありません。
日々、仕事に邁進しているのはなぜかと問われると、それはもちろん、社会的に自分が役立っているんだ、という実感を持つためです。
しかし、それだけではなく、もっと現実的に考えた場合、自分と自分の家族、そして社員及び社員が養うご家族が、みんな幸せに暮らしていけるよう、しっかり稼ぐというのが大きな働く目的です。
ですから、一般的に家族と安易に「縁切り」などできないのと同様に、僕は社員を安易に「クビ」にする事はできないし、社員が去ってしまうと途轍もなく寂しく感じるのです。
経営者として、ちょっと考え方がウェット過ぎるのかもしれませんが、経営者である前にヒトとして、共に同じ釜の飯を食う仲間を一番大切にするという事が、僕のポリシーでもあります。

「応援者」
私の考え方や目指している夢、私の持つささやかな才能などに賛同して、私をビジネスやプライベートで、精神的に又は物理的に、支援してくださる方々がいます。
私のビジネスサービスにおいて契約いただける方やお客様をご紹介いただける方、資金が必要な際に私に出資や融資をしていただける方、私が学びたい事を教えててくださる方、そんな方々が私の大切な応援者です。
もちろん、みなさんそれぞれに、何らかの見返りがあるからこそお付き合いいただけているのかもしれません。
しかし、応援者の方々がいなければ、ビジネスが覚束ないどころか、生活を続ける事すら危ぶまれます。
なぜ、私と契約いただき又はお客様をご紹介いただけるのでしょうか。私でなくても、良いはずです。
なぜ、私に出資したり融資したりしていただけるのでしょうか。私でなくても、良いはずです。
なぜ、私が学びたい事を教えていただけるのでしょうか。私でなくても、良いはずです。
これらは、実は全て大切な「ご縁」だと考えています。
もちろん、私なりに支援していただけるような役立つ人間になりたいと努力をしていますが、「ご縁」がなければ実りません。
とっても、とっても、ありがたい事だと思います。
そして、支援者の方々が望む見返りがあればそれを提供できるよう、より一層の努力をしていかなければと、身が引き締まります。

「仕事仲間」
同じ会社に属してはいないけど、共にビジネスで頑張っている方で、様々なご縁で知り合った方、そんな仲間がいます。
私が経営者だからか、やはり同じオーナー経営者という立場の方、そして近い価値観を持つ方が、徐々に仲間になっていきます。
中には、オーナー経営者ではないのにオーナー経営者としての考え方や価値観を持ち、自らの雇い主であるオーナー経営者の右腕として活躍していらっしゃる方も、仲間にいます。
時には共にビジネスをし、時には経営判断を下す際のアドバイスを与え合い、時には酒を酌み交わす、そんな仲間が僕の精神バランスを支え続けてくれています。
仕事仲間が直接自分の生活の糧を与えてくれる事はなくとも、ビジネス上において精神的な部分で大切な潤滑油となっていたりします。
だから、仕事仲間との時間を、とても大切にしています。

「飲み仲間」
実は、今は純粋な飲み仲間と言える方はいないかもしれません。
以前、オフィスが神宮前にあった頃、近くの小さな居酒屋に飲み仲間がいました。
もちろん、今もそこへ飲みに行けば、飲み仲間として復活するかもしれません。
何をしているのかよく知らず、名前すら朧気だったり知らなかったり。
でも、ちょっとした日常で感じる事や時事ネタなどで盛り上がり、酒を飲んで心癒される仲間。
2年前、バツイチの私が再婚した際、私と妻をその居酒屋に招待してくれて、盛大にお祝いしてくれた事があります。
嬉しかったなぁ。
オーナー店長は、2度も僕が運営しているホテルへ家族と遊びに来てくれました。
とっても緩やかな繋がりながら、こんな形でのお付き合いも、僕の人生の大切な一部を司っています。

「趣味の仲間」
僕の人生において、純粋に趣味だけで付き合う仲間ができたのは、実は今年釣りの社会人クラブに入って初めて経験した事です。
私が属する釣りクラブについては別途詳しく紹介したいと思っていますが、構成メンバーは私を含めて9名、仕事や年齢などはみんなバラバラ、釣りという共通の趣味を通してのみお付き合いしている仲間です。
釣りというと、月に2~3回釣行の際に会うだけかと思いきや、実はほぼ毎日のようにLINEを通してコミュニケーションを取っていて、とても楽しい仲間です。
今の9名は、当釣りクラブが発足して約1年、メンバーが増えたり減ったりした結果、それぞれの個人的な背景はバラバラながらも近い価値観の方だけが残り、釣りの会話もそれ以外の会話も、とても楽しいのです。
釣りという趣味は、実は釣行している時だけが釣りではなく、実は何を釣りに行くか、そのために必要な竿、リール、道糸、そして仕掛け、エサ、釣り場など、様々な事を検討するわけで、その時間こそ釣りの真髄かもしれないとつくづく感じます。
釣行後も、何故釣れたのか、又は何故釣れなかったのかを考え、次の釣行でより釣果を上げる事を考えます。
そんな事を、今年釣りを始めたばかりの入門者が独りで悶々と悩むのではなく、釣りの師匠(クラブのリーダー)がいて、釣りの仲間がいて、みんなお互いの経験を情報共有しているのです。
私が所属する釣りクラブは、今年釣りを始めたばかりの入門者が数か月でベテランしか行かないような深海釣りへ行けるまでトコトン釣りを教えてくれるにも関わらず、入会金どころか会費すらありません。
釣りを無償で教えてくれるクラブのリーダーにはいつも頭が下がる思いですが、リーダーを始めとしたこの趣味仲間はこの数か月のうちに僕の人生にとって大切な位置を占めるようになりました。

「旧友」
高校時代に同じ課外クラブで友人となって以来、今でも付き合っている旧友がいます。
旧友であり、親友でもあります。
彼の結婚式では私が二次会の幹事を行い、私の2度の結婚式ではいずれも彼が二次会(お披露目会)の幹事をしました。
私が文系で彼が理系ですから、大学は別々でしたが、就職で同じ会社となり、お互いに会社を辞め、数年後また仕事がかぶって一緒に働くようになり、今また別々の会社となりましたがお互いにオーナー経営者、そして文字通り腐れ縁の旧友です。
お互いに励まし合う時があるかと思えば貶し合う時もあり、兄弟のように激しく喧嘩もし、そしてすぐ仲直りをして酒を酌み交わします。
どちらかがこの世を去るまでは血縁があるかのように離別する事はないという、妙な安心感というか絶対的な信頼感があります。
だから、お互いに歯に衣を着せず言いたい放題だからこそ、価値観の違いから平気で喧嘩もしますし、お互いに変な気の回し方をしない安心感もあります。
実は、私が一生の趣味として完全にハマっている釣りも、昨年末にこの釣りキチガイの旧友に釣りに連れて行ってもらったのがきっかけです。
その釣りすらも、彼と私では価値観が違いますから一緒に釣りに行く事も稀ですが、にも拘らず釣りの話は止まる事がありません。

こうして仲間について振り返って書いていると、自分の人生は家族と仲間で構成されていると、つくづく感じます。
ここに記載しなかった、妻の友達、「旧友」に載せなかった今は繋がりの薄い旧友、そしてこれから出会うであろう新しい仲間、様々な仲間があるのだろうと思います。
そして、「仲間」は自分にとって大切な人生の財産であり、以前ブログ「本当に欲しいもの」で記載したどんな「形あるモノやお金を払って提供されるサービス」よりも、ずっとずっと大切なものだと、思わずにはいられません。

皆さんには、どんな「仲間」がいますか?
そして、その仲間を「形あるモノやお金を払って提供されるサービス」よりも、大切にしていますか?

平日の一日

みなさん、毎日どんな日々を過ごされていますか?

最近の僕の一日は、だいたいこんな感じです。

平日タイムテーブル

arrow067_05 朝の時間

朝は、だいたい4時には起きています。早い日は2時、寝坊をしても5時には起きています。

日が昇れば起きて働き、日が沈めば寝る、そんな生活をするのが僕の中での理想です。

ちなみに、本日の日の出時刻は4時29分、起床は4時30分。

まあまあ、理想的な時刻です。

実は、僕にとってこの朝の時間は、僕の生活バランスを整える上で、とっても大切なのです。

この朝の3時間で、仕事をするときもあれば、趣味に没頭することもあり、あるいは外に出てウォーキングやジョギングをする事もあります。

その日の気分や体調によって好きな事を取り組むことにより、ココロとカラダのバランスを図る、とっても良い時間になっています。

さすがにこの時間帯は妻も寝ていますし、お客さんからの電話やメールの連絡もありません。

思う存分「自分の時間」を使う事ができるのは、意外とオトナになると少ないものですよね。

あと、この時間帯は不思議とアイディアが沢山出てきます。

以前にも当ブログで記載しましたが、前日の夜に頭を悩ませていた事の答えが、スルッと出てきたりします。

私にとっては、まさにMarvelousな時間帯です。

 

arrow067_05 朝食、入浴

朝ごはんは、原則和食。

ご飯に味噌汁、納豆、日によっては焼き魚や釣魚刺身。

ご飯を食べたら、すぐに歯磨き&フロス。

その後、入浴。ほぼシャワーで、お湯に浸かる事はありません。

実は、最近は上記「朝の時間」に朝食も取ってしまい、この時間帯も好きな事に取り組んでいることのが多いかもしれません。

 

arrow067_05 お仕事

8時~17時をお仕事タイムとしていますが、思わぬ電話やメール返信、面談などで、自分の思い通りにならない忙しい時間を過ごす羽目になる時間帯でもあります。

例えば、頭を捻ってMarvelousな資本政策を考えている最中に携帯電話が鳴りますと、一旦思考が中断してしまいます。

中断した思考を再開するためには、再度セルモーターを回すところからスタートしなければならず、余計な時間を使ってしまいます。

とにかく、約束した面談をこなし、突発的に起こる事を次々にこなしていく、そんな時間帯です。

 

arrow067_05 オフィス呑み

お仕事時間帯を過ぎ、オフィスの冷蔵庫から缶酎ハイを取り出して、マッタリと業務をこなす、そんな時間帯になります。

この時間帯に難しい事を考えても、Marvelousな答えは中々出ないものです。

でも、ここで今日一日を振り返りながら、様々な問題点を整理し、優先順位を付けて、悩む努力をします。

これは、翌日にスルッと答えを出すための、下準備でもあります。

アルコールを入れてフワッとしながら、悩みを追求する、そんな緩やかな時間です。

 

arrow067_05 帰宅、自宅フリータイム

まず、帰宅して妻と顔を合わせたら、仕事の話、仕事のストレスを持ち込まない、これを自分のルールにしています。

これも、ココロのバランスを保ち続ける自らのコツにしています。

アル中の私は、オフィスに続いて自宅でも晩酌をします。

脳ミソが溶けてしまうのではと思うようなお笑い番組や旅番組に興じ、ゆるゆるとアルコールを摂取しながら、オフィスのみよりもさらにマッタリとした時間を過ごします。

 

arrow067_05 睡眠時間

最近は、意識して6時間以上寝るように努力をしています。

というのは、元々睡眠時間が少なく、4時間半も寝ると目を覚ましてしまいますので、「寝るのは幸せなんだ~」と思い込んで、二度寝するようにしているのです。

妻からも言われますが、私は一度寝ると熟睡してしまい、中々起きられません。

とっても、睡眠が深いのだと思います。

だから、短時間でもすごく沢山寝た「気」がします。

しかし、身体は正直で、やはり一定の時間休まなければ、疲れが溜まってしまうのです。

気持ちのままに起きていると、身体が参ってしまうのです。

昨日は、一昨日の23時30分に目が覚めてから起き続けてしまい、昨日23時40分に寝ましたから、結果的に24時間起き続けてしまいました。

そして、起きたのが4時30分。5時間しか、寝られていません。

そんなわけで、今日は夜の会食がありますが、サクッと飲んで、サクッと帰って早く寝なければです。

 

こんな一日を過ごす私ですが、人生、一番大切なのはお金ではなく時間ですよね。

お金は取り戻せますが、時間は取り戻せません。

より有意義な時間をどうすべきか、日々考えております。

自らの時間の使い方を、実績ベースで振り返ると、色んなものが見えてきます。

みなさんも、実践してみてはいかがでしょうか?

お酒と人生

みなさん、お酒はお飲みになられますか?

sake

私は、若いときに比べますとかなり弱くはなりましたが、大好きです。

どのくらい好きかというと、35歳から痛風発作が発症してしまうほど、酒を飲んできました。

 

詳しくは、私が以前記載したブログ「痛風」をご覧くださいませ。

 

さて、大変な痛みを伴う痛風発作を起こしているのに、それでもお酒をやめる事をしない自分を、やはり「アルコール中毒」だと感じています。

もっとも、業務時間中にも我慢できずにアルコールを飲んでしまうほどではないですし、他人様から見て医学的にアル中だと思われるレベルではないです。

でも、「酒を飲んで成功した!」なんて話は聞いた事がありませんが、「酒を飲んで失敗した!」という話はよく聞きますね。

なのに、なぜお酒を飲むのでしょうか。

そこには、僕なりの人生におけるお酒の位置づけ、お酒の飲み方があります。

 

arrow067_01 僕の、お酒の飲み方は・・・

アルコールには、人間関係を円滑にする魔法のような効果があると、深く信じています。

アルコールには、気持ち次第で前向きな人生を歩むための大切な成分が含まれていると、深く信じています。

しかし一方で、アルコールには、大切な人間関係をぶち壊し、人生すらぶち壊してしまう劇薬が含まれています

アルコールには、人を暗くて深いミゾへ突き落す悪魔が潜んでいます。

つまり、良い意味でも悪い意味でも劇薬成分があり、それは飲み方次第なのだと感じています。

僕が酒を飲むときの第1ののルールは、

「酒を飲むときは、絶対に、前向きな発想で、楽しく飲む。」

という事です。

不平不満を考えたり、辛い事を考えたりしながらお酒を飲むと、だいたいロクでもない事になります。

つまり、アルコールの悪い部分を、自ら引き出してしまうのです。

それでも、どうしてもアルコールを飲みたいときってありますよね。

そんなときのお酒を飲みたいときの第2のルールは、

「辛い時、苦しい時は、自宅で飲む。独りで飲むか、妻と二人で飲む。」

と決めています。

不平不満がある時や辛い時に外で飲むと、友人知人と喧嘩になってしまったり、見知らぬ人からちょっかいを出されただけで猛烈な怒りを感じたり、そんなマイナスな事がどんどん起きてしまうと、実体験から感じます。

あとは、あまり人生観とは関係のないルールなのですが、第3のルールとして、

「酒を飲む夜は、炭水化物をとらない。」

という事にしています。

よく、酒を飲んだ挙句に暴飲暴食をされる方がいらっしゃいます。

散々飲み食いした後の〆のラーメンなど、その典型例ですね。

アルコールを摂取すると、最近はすぐに眠くなってしまいます。

炭水化物を摂取してすぐに寝る、これが体にとって長期的に最も良くない事だと自覚しています。

飲んだ翌日に胸やけを起こすのは、だいたいお酒の飲み過ぎよりも炭水化物が引き起こしている気がします。

そもそも、お酒自体が糖質ですから、これ以上糖質を摂る必要はなく、あとはたんぱく質と少しの脂質で十分なのです。

まあ、「本当に実行出来てるの?」と言われると、最近、釣行先で飲んだ挙句に〆のラーメンをやってしまったような・・・(汗

 

arrow067_01 理想的な、お酒の格言とは・・・

自分の中で明確に決めている飲酒のルールは上記の3つだけですが、僕にとって理想的だなぁと思える、心に響く格言があります。

こちらで、その一部をご紹介したいと思います。

 

立って半畳 寝て一畳 酒は呑んでも二合半

まさに!と思う格言です。

人間の生きるスペースなど、立って半畳寝て一畳。

豪邸も、豪華なオフィスも要りません。

お酒も、この年になると日本酒換算で二合半がベスト。

しかし、豪勢な生活には憧れるし、お酒は二合半では済まないのが、悩み多き僕の人生です。

若い時は飲んで吐くのが当たり前、真冬の雪が降る中の駅のベンチで寝てしまい凍死しそうになった事もありました。

友人を飲ませ過ぎて、急性アル中で救急車を呼んだ事は数知れず。

31歳で独立し、事業が順調に伸びていた頃、今の自分から振り返ると殴り倒してやりたいようなお金の使い方をして、ミニ成金的な生活をしていた頃もありました。

今はというと、以前1日で使っていた飲み代で、少なくとも6か月間毎日飲めるような生活になっています。

お金を使わずして飲むコツはというと・・・

プライベートで特別な日や、仕事で大切な時以外は、まず外でお酒を飲みません。

誘われて、ご馳走に預かるときは、ホイホイと行ったりしますが(笑

だって、仕事が終わればオフィスの社員食堂で適当にツマミを調理して、オフィスの隣にある酒屋「カクヤス」で購入したお酒を飲めるのですから。

会社で社員と飲むときも、外で飲むのと社員食堂で飲むのとでは、かかる経費が数倍違います。

自宅では、スーパーよりもホームセンターで安く売っている1800ml(一升=十合)パックの25%「いいちこ」が僕の愛飲するお酒となっています。

「いいちこ」パックは、そのまま注ぐと味気がないですが、1回だけ割高な「いいちこ」フラスコボトルを購入して、それに注ぎたせばムードも出ます。

1,380円で、妻と二人で2日間は飲めます。1日1人換算345円で、十分楽しめる量のアルコールとなります。

まさに、日本酒ではないですが、1日二合半の飲酒生活となります。

 

酒は心の鏡

これこそが、酒の神髄なのでしょう。

良い発想も悪い発想も、お酒を飲むと自分ではコントロール不能なところまで膨らみ続けます。

だからこそ、お酒を飲むときは前向きな発想しかしないように心がけています。

不思議な事なのですが、お酒を飲んだ翌朝のまだ目覚める直前ごろ、夢の中で様々な発想が出てくることがあります。

特に、前の晩に飲んでいるとき、何かのアイディアやヒラメキを求めてトコトン考え議論すると、その思考が寝た後もずっと残るのでしょうか。

いくら考えて議論しても出てこなかったアイディアやヒラメキが、朝方に、ふっと天から降ってくるように出てくるのです。

お酒は、自分でも気付かない心の奥底に眠っている何かを、引っ張り出してくる力があるんですね。

 

昔話より 先の夢を肴にすべし

これは、僕の第1ルールをかみ砕いた一部分的な格言ですが、意外とできていません。

何故か、お酒を飲むときって、足元の話題に集中しがちなんですよね。

自分の実現したい夢や希望とは、いったい何なんだろうか。

そんな事をざっくばらんに語り合いながら飲めるお酒って、楽しいと思いませんか?

ただ、ここで大切なのは2つあると思うんです。

1つは、深く深く考え、まるで目の前でこれから起こるんじゃないかぐらいに具体的な夢を語る事。

もう1つは、お酒の席で面倒なのですが、必ず心に残るものはノートをとっておく事。

この2つを実践すると、翌朝思わぬ良い発想が浮かんだり、酒の席でどうしてそういう考えに至ったかの思考経路を翌朝に冷静に辿る事ができ、それも良い発想につながるからです。

 

飲酒の後に水一杯 これで酒飲み一人前

これ、すみません、勝手に格言にしていますが、僕の守れていない第4のルールなんです。

とっても当たり前の事で、お医者さんからもよく言われるんですが、お酒を飲むと体内水分量が減るので、飲んだ後にはしっかり水分補給をしなければならないんですね。

お酒を結構沢山飲んでしまったときも、しっかり水分補給をしておけば、意外と二日酔いにはならないものですし。

でも、お酒を飲んだ気持ち良さが途切れてしまう気がして、どうもお水を飲むのを控えてしまう自分がいるんです。

冷静に考えれば翌日の体調管理のために水分補給をすべきなのに、「え~い、もっと(お酒の方を)飲んじゃえ~!」って自分の方が常勝しているのは、やはりアルコール中毒だからでしょうか・・・(汗

iQOSよ、お前はどこに?

先週末、例のごとく釣りに行ってきました。

ターゲットは、マダイ。

しかし、残念な事にマダイは1尾も釣れず、釣れたのは鳥さん。

鳥

もちろん、外道でアジは釣れましたが、冴えない釣果でした。。。

 

ところで、釣りの最中に仕掛けを投入していたとき、あるものが胸ポケットからポロリと海中へ落ちてしまいました。

胸ポケットを探ってみると、、、あ、iQOSがない!

iQOS

どうやら、海中へ落としたのは、愛用のiQOSだったようです。

拾おうにも、水深70mの海の中へ。

もう、諦めるしかありません。

 

今年3月に普通のタバコを絶ち、iQOSにしました。

水蒸気は出ても煙はほとんど出ませんから、受動喫煙なしで自宅でもオフィスでも車の中でさえ、好きに吸えます。

妻からも社員からも、「臭い!」と文句が出る事はありません。

タバコを吸い続けた場所が、ヤニ臭くなるといった事もないし、壁紙が汚れる事もありません。

タールも出ませんから、肺や歯が全く汚れませんし、嫌な口臭もしません。

さらには、1本吸う度に喫煙部分の充電が必要ですから、電話中などについやってしまうチェーンスモークもありません。

凄い電子タバコができたものですよね、開発したフィリップモリスは、開発費に2000億円とも2500億円とも言われる大金をつぎ込んだそうです。

最近では、「タバコはNGだけど、iQOSはOKです」といった、こんなマークを出しているお店(カフェ)まで現れ始めました。

iQOSOK

(すみません、他人のブログから写真を拝借しました。。。)

 

閑話休題、まあiQOSがなくても、どのみち今月中に完全禁煙を目指していたし、まあいいか、と思っていました。

しかし、そうは問屋が卸しません。

自発的ではなく、こんな形で完全禁煙に突入する事に耐えられず、というか、単にニコチン中毒なんですね、釣りを終えて自宅に着くと、どうにもこうにもiQOSが愛おしく思えてきました。

とりあえずはニコチン補給をと、自宅に残っていた以前吸っていたタバコを探し出して吸うも、iQOS愛用家となってしまった今では、口の中にヤニがこびり付くタバコは気持ち悪くて吸えなくなっていました。

普通のタバコを吸ってみて、「こりゃ、身体に悪そうだな」と、改めて実感してしまいました。

タバコ関係者の方、申し訳ありません。。。

 

そこで、思い余って近所のコンビニを数件ハシゴして、iQOSを探し回りましたが、なぜかどこにも販売されていません。

自宅に戻ってインターネットで調べてみると、驚きの展開を知りました。

今年4月中旬から、地域販売から全国販売へとなったそうですが、その後4月下旬に人気番組「アメトーーク!」にてiQOS特集があったそうです。

どうも、それでiQOS人気に火が付いたようで、もともと海外輸入のみの国内生産をしていないiQOSは、瞬く間に売り切れ続出、入荷待ちとなったそうです。

もう、探すほうも意地になって、あちこちのコンビニへ電話するも、どこも在庫切れ。

soldout

インターネットで探すと買えるには買えるのですが、定価より高いプレミアム価格になっており、何だか腹が立って買う気になれません。

有名なショッピングサイトやオークションサイトでは、商業主義的な人が集まっていますから、どうしても人気商品はプレミアム価格になってしまうんですね。

でも、品薄状態に目をつけて、iQOSを買い占めて高く売ろうと目論む悪徳商人から、ホイホイと買う気になれないのです。

ああ、そうは言っても、iQOSが欲しい~~~!

 

結局iQOSなしで一夜を過ごし、翌日、今度は方針を変えて「個人で買った方で、必要なくて売る人もいるんじゃないか?」と考えて、「ジモティー」という無料広告掲示板サイトを検索してみました。

ジモティ

何を隠そう、私の最大の趣味となった海釣りの仲間と出会ったのもこのジモティーというサイトで、あまり商業的ではない人々が集まっているのです。

そして結果はというと、ありましたありました(笑

さすが、ジモティーです!

販売価格は、ほぼ定価。いやらしいプレミアム価格ではありません。

もともと、iQOSを使おうと買って吸ってみたものの、身体に合わないという事で売却する事にしたそうです。

売ってくれた方は、若干長髪のイケメンなお兄さんで、先方ご自宅近隣の駅待ち合わせという事で、草加駅にて受け渡しをしました。

 

こちらが、新しく入手したiQOS。

新iQOS

果たして、入手したiQOSにて試飲すると、1日ぶりにピュアなニコチンを吸引でき、大満足。

う~ん、今月中に完全禁煙するという目標が、危うくなってまいりました(汗

本当に欲しいもの

あなたは、今何か欲しいものがありますか?

それって、本当に欲しいものでしょうか。

環境が変わっても、欲しいものでしょうか。

 

もともと、僕の子供時代はずっと貧乏でした。

ですから、お金持ちっぽいモノやサービスに、ずっと憧れていました。

ブランド品、高級車、豪邸、別荘、クルーザー、ヘリ、ジェット機・・・

高級車  豪邸  クルーザー  ヘリ  ジェット機

平日夜は、料亭や高級レストランでご飯を食べ、銀座クラブで遊ぶ。

休日は、世界遺産を見にマイジェットで海外へ旅行し、ラスベガスやマカオでカジノを楽しみ、美しいビーチでくつろぐ。

世界遺産  ラスベガス  ビーチ

これこそお金持ち、これこそ成功者のやることだ、なんて思っていました。

 

生まれて初めて、自らの事業に成功しかけたとき、まさにこの成功者の行動を歩もうとする自分がいました。

もっともっと成功して、早くジェット機が欲しいと思っていました。

でも、心のどこかで「本当にこれでいいのかな?」とも、思っていました。

そして、事業に失敗しました。

そうしたら、お金持ちっぽいモノやサービスは、全て「コストばかりかかって、リターンが少ないモノ」と思えてきて、真っ先に全て切り捨てていくべきものに変貌しました。

 

生きていく上で本当に大切なもの、環境が変わっても欲しいもの、それは何かを考えるようになりました。

 

気に入る服は、近所のイトーヨーカ堂やユニクロに行けば、安くて良い服が沢山あります。

車は生活していく上で必要ですが、リースでいいし、燃費が良いディーゼル車やエコカーが良いと思うようになりました。

豪邸も別荘も、一円の財産も生まないどころか、金食い虫です。

賃貸マンションに住めれば、十分ですね。

固定した場所に別荘を持つより、いろんな地域の旅館へ泊まる方がよっぽど有意義で低コストです。

クルーザーやヘリやジェット機は、それでビジネスをするなら別ですが、遊びの為に持つなんて、愚の骨頂だと思うようになりました。

だって、遊びで乗りたいなら、いくらでも遊ぶ時だけ借りられるのですから。

持てば、合計したらとてつもない額になる、ランニングコストをかけなければなりません。

 

逆に、心境が変わってから「欲しくなったもの」はというと・・・。

 

我ながら驚いたのは、まずブルドーザーでした。

ブルドーザー

ホテルを運営するようになって、冬に毎日雪かきをするようになって、「ブルがあれば、どんなに楽だろう」と思うようになりました。

そして、ブルドーザーのパンフレットを見て、うっとりとする自分がいました。

「これがあれば、自分も社員も、大変な雪かき作業から解放されるんだなぁ・・・」と。

残念ながら、安いものではないし、苦労と体力を惜しまなければいらないものなので、今はまだ、購入していません。

 

次に、「自分で調理する、社員食堂」でした。

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皆さん、ランチにいくらのお金をかけていますか?

ランチを食べない日は、ないですよね。毎日の事ですから、何気にお金がかかります。

例えば、毎日800円かけているランチを250円で済ます事ができれば、1日あたり550円のコストダウンとなります。

社員食堂を使う社員が5人いたとしたら、1日2,750円、1か月21営業日で57,750円、1年12か月で693,000円のコストダウンになります。

もちろん、自分だけの財布のお話ではないですが、みんなが得をします。

自ら食事を作りますから、調理の腕も上がりますし、温かい出来立てご飯を食べることができます。

何よりも、社員同士で協力しながらご飯を作る作業、出来たご飯を楽しい会話と共に食べる時間が、とっても大切なものと感じます。

そして、業務時間終了後も、社員食堂で社員や仲間とお酒を酌み交わしてくつろぎます。

言うまでもなく、居酒屋でお酒を飲むより、ずっと安く済みます。

社員食堂ができてから、外でお酒を飲む機会がめっきり減りましたが、このコスト削減は計り知れません。

今では、高いお金を出して居酒屋で飲むのは、とってももったいない事に思えてきます。

もっとも、古くて賃料の安いオフィスを借りる事が出来たからこそ、実現できた社員食堂ですが。

 

あとは、趣味の「釣り道具」でしょうか。

つり

釣りは趣味ですが、実益のあるところがとっても好きなんです。

私の釣りは、釣ったらリリースするルアーフィッシングや、食べられないヘラブナ釣りなどの釣り種はしません。

お金をかける→釣りに行き釣果を得る→釣った魚を捌いて食べる、これが私の釣りです。

2016-06-06 12.50.53-2  あぶり

釣りに行くたびに釣り船代がかかりますが、オカッパリの釣りと違って、船長さんが「釣れるポイント」へ連れて行ってくれます。

ですから、魚の上代(お店で売っている価格)で考えると、釣り船代や交通費を上回る釣果を得る事ができるのです。

釣った魚は捌いて、社員食堂で社員や仲間に振る舞ったり、自宅で妻と楽しんだり、それでも余る分は自分や妻の両親へ干物にして送ったりします。

魚釣りは、釣って楽しく、経済的には少し儲かり、食して美味、健康によく、調理の腕も上がる、良い事ばかりです。

 

他に、今、心から欲しいモノやサービス、実は全て欲しいと思っても本当に欲しいいとは思えないものばかりなので、特にありません。

お金を出して買わなければならないものは、生きていく上で必要なものだけで、十分な気がします。

今、心から欲しいものは、「様々な知識と、経験、技量といったもの」でしょうか。

お金を出して買うモノやサービスではなく、自らの苦労や努力で直接的に手に入れるものこそ、人生で最も大切なものなのですね。

欲しいものを手に入れるための、苦労と努力、これからも続けていきたいと思います。